2009年12月30日

マメトラ(耕耘機)のメンテナンス(中編)

前回のマメトラ(ミニ耕耘機)の診断の結果、いくつか問題点がでてきたので元・車の整備士の友人と一緒に修理をしました。


■マフラー修理

まずは、マフラーの修理から。
このマフラーが壊れて取れてしまうと、車と同じでエンジンの音が軽減されないので爆音になります。
使えるけど、音がうるさくて使用に耐えないわけです。


下の写真の通りマフラーが壊れて取れてしまったので、本体から取り外してマフラーを溶接しました。


20091229_マフラー溶接1.jpg


やっぱりプロは違いますねぇ。
本体からさっとマフラーを外して、その友人の納屋で作業開始。

20091229_マフラー溶接2.jpg


ものの15分もしないうちにこの通りくっつきました。
自宅にこんな溶接する機械があることもびっくりですが、さっとやってしまうところもすごい。
といっても元プロにかかれば朝飯前なのかもしれないのだけれども。

20091229_マフラー溶接3.jpg


そして、この通り本体に装着完了。
さすがの一言。
自分ひとりだと絶対に農機具屋さんにお願いするしかなかったんだろうなぁ〜、とつくづく思いますね。

20091229_マフラー溶接4.jpg



■レバーの調整

続いて、クラッチレバーなどの各レバーが硬くなってしまっていたので、汚れをボロ布で拭いてやりグリスやオイルをつけました。

20091229_ワイヤーグリス1.jpg


分解して、スプレーグリスを吹き付けて何度も何度も握りなおして、ワイヤーの長さを調節するネジを緩めたりきつくしたり。

20091229_ワイヤーグリス2.jpg


なんとか問題なく動くようになりました。
各レバーの調整も完了。



■リコイルスターターの調整

で、お次はエンジン始動用の「リコイルスターター」が緩んでいる(?)ためエンジンのかかりが悪くなっていたので分解掃除&ネジの調整をしました。


そのリコイルスターターを外したところ。

20091229_コイル調整1.jpg


外した部品をまずはきれいに布で拭き、中のロープを巻きなおし、ネジなど調節しました。


20091229_コイル調整2.jpg

調節した後に取り付けて、エンジンの始動確認。
ロープの戻りも良くなり、エンジンも問題なくかかりやすくなりました。
こちらも整備完了。


■オイル交換

で、とりあえず本日できる整備の最後にオイル交換をしました。

潤滑油としてエンジンに満たされている「エンジンオイル」と、クラッチなどのギアの部分を満たす「ギアオイル」を交換しました。
これも車と一緒で、ある一定期間に一度交換すべきものみたいです。


まずは、本体下の部分より中に入っているエンジンオイルを抜きました。
写真を見たとおり、オイルが真っ黒・・・
本当にあり得ないくらい真っ黒ですねぇ〜(汗)

20091229_オイル交換1.jpg


ちなみに今回入れたのは車のエンジンオイルを流用しました。
新品は下の写真のように透き通った油の色です。
これがあんなに真っ黒になるんですね。

20091229_オイル交換3.jpg


その後に、今度は「ギアオイル」を本体から出しました。

本体の真下に口があるのでタイヤを外し、ギアオイルをすべて出しきり、新しいギアオイルを入れました。

20091229_オイル交換4.jpg


しばらく置いてからエンジンをかけて問題ないことを確認。
エンジンオイル&ギアオイルの交換完了。


これで、とりあえずのメンテナンスを完了しました。
あとの作業は、時間がかかるのと部品交換が必要なので年明けに実施予定です。


●メンテナンス残作業
 ・燃料タンクのゴムパッキン修理
   →交換? パテ埋め?
 ・中のベルトが緩んでいるので部品交換
 ・全体的に汚れているので高圧洗浄機で洗車


本当に本当に元整備士と言う心強い味方がいることが、ありがたいことです。
人とのつながりがとても重要だと改めて感じました。

一緒に作業をしたと言っても、僕は言われるままに横で少し手伝っていただけ(汗)
知識も技術もないので全然足手まといで友人一人でやったほうが早かったりして(汗)
足でまといにならないように少しでも自分でできるようにならねばと痛感しました。



マメトラのメンテナンスの残りは、年が明けて作業をしてから後編として続きます。






■■■追記(20110304)■■■

コメント欄にご質問があったので追記します。


●質問
>ミッションオイルを入れる場所を教えていただけますか?
>抜いたところから入れるには車体を逆さまにしなければと思い、給油口を捜しているのですが判りません。


●回答
ミッションオイル(ギアオイル)をいれたのは右のタイヤのすぐ裏のあたりの穴からです。
黄色のシールが書いてあるすぐ下あたり。

20091229_追記01.JPG


で、こんな感じでオイルをいれました。
金属製のでっかい注射器みたいなものにオイルを入れて押し出すような感じで注入しました。

ご参考になればいいですが。

20091229_追記02.JPG

posted by しまっち at 23:05| 富山 | Comment(3) | メンテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月28日

マメトラ(耕耘機)のメンテナンス(前編)

久しぶりの天気のいい晴れ間を見計らって刈払機(草刈機)と、納屋の奥深くにしまってあったマメトラ(型番:マメトラSRV4)という小さな手押しの耕耘機(手で押す小さなトラクタみたいな機械)を引っ張り出してきて使えるかどうかの確認をしました。


20091228_マメトラ1.jpg


これはマメトラの型番。

20091228_マメトラ2.jpg


刈払機のほうは、地域の草刈の日に家族が使っていたみたいなのでなんとか動くということはわかっていましたが、マメトラのほうは果たして動くかどうか、という状況でした(汗)


うちは僕が小さい頃に祖父と祖母が農業を少しやっており、野菜を作っていたというくらいで、現在は(家庭菜園で使うもの以外の)基本的にすべてのものはすでに処分してあり農機具も何もない状況です。
で、残っている動力のついた農機具は今回引っ張り出してきたこの刈払機マメトラくらいなわけです。

そのマメトラも1年に1回ほど祖母がしている家庭菜園を少し耕す程度。
さらにここ2年ほどはまったく動かしてなかったシロモノで、本当に動くかどうかが心配でした。
機械なんて使わなければ使わないでどんどん劣化していくので。

家族も把握してないので実際に何年前の機械かわかりませんが、本体に「1987年科学技術庁長官賞受賞」というシールが貼ってあるということはこのマメトラ君はもしかして20年近く前の機械でしょうか??(汗)


当然ながら僕には農機具をメンテナンスする技術なんて持ち合わせておりません。
大学でも前の会社でも、農業研修中でも学んでなんていません。

そこで、近所に住んでいる専業で農業をしている友人に手伝ってもらい一緒に作業をすることにしました。
その友人は、元・車の整備士で板金塗装から修理まで何でもできる車のプロフェッショナル。
その人に言わせれば「農機具は一生モノ」で、適度にメンテナンスをして、故障をしても部品を交換してやれば一生使えると豪語するツワモノです。
そういう技術のもった友人がいるということは頼もしい限りです。


その強力すぎる助っ人と一緒にマメトラ君の現在の状態をみました。
診断の結果は以下の通り。



■問題点

 1)燃料タンクのゴムパッキン劣化によるガソリン漏れ
   →燃料残量を見るところに明らかにガソリンがにじんでいる(汗)

20091228_マメトラ3.jpg



 2)マフラーが壊れて取れている
   →父が以前どこかにぶつけたらしくほとんど取れかけている状態。

20091228_マメトラ4.jpg

20091228_マメトラ5.jpg



 3)クラッチレバーが硬くて動かしにくい
   →左右にあるクラッチレバーがかなり固く、動かすのに力が必要。
    しばらく使用してないので他のレバーも全部固くなっている。

20091228_マメトラ6.jpg



 4)中のベルトが緩んでいる
   →サイドのカバー外すとゴムのベルトがかなり劣化して緩んでいてクラッチの戻りが悪くなっていた。

20091228_マメトラ7.jpg


 5)エンジンをかけるためのコイルが緩んでいる
   →戻りが悪くて、なかなかエンジンがかからない・・・

 6)エンジンオイルの汚れ
 7)ギアオイルの汚れ
   →オイルをみると真っ黒で下手をすると購入後一度も交換していないのでは??(苦笑)

 8)全体的に汚れている
   →ホコリやら土やら油汚れがひどい。


数年間もメンテナンスなんてしていなかったので、やはりかなりいろいろとガタがきていました。
エンジンをかけた感じだとまったく使えないわけではないけど、これからも長く使っていくつもりなので、しっかりとメンテナンスすることにしました。
あと10年くらい使えれば30年選手になるのかな(笑)


メンテナンスの内容は中編へ続く。

posted by しまっち at 12:08| 富山 ☁| Comment(2) | メンテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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