2010年07月28日

「自然農園あぐりーも」に見学に行く

今日は、前回の土磨自然農園の見学に引き続き研修見学の第二段として、愛知県の大府市で自然栽培をされている「自然農園あぐりーも」さんの畑に師匠と研修生で見学に行ってきました。


あぐりーもの森さんは、無農薬・無肥料・無堆肥の自然栽培で約1町(1ha)を管理し、イタリア野菜と愛知の伝統野菜を栽培し、主に飲食店向けに出荷されているそうです。

師匠の松本さんと同じ頃に愛知県で就農し、無農薬・無化学肥料での栽培という共通点もあり何かと交流があるそうです。



ちなみに見学をしながらいろんな野菜を食べさせてもらったのですが、その中のひとつがこの綺麗なフルーツトマト。
先端がツンと尖がっていて、ミニトマトよりも少し大きいフルーティーな中玉トマトです。

トマトは特に力を入れて栽培されている野菜の1つで、トマトだけで何品種も栽培されていました。

100728_01_トマト.jpg



いろんなお話を聞いた中で、飲食店向けの販売や栽培のポイントがとてもためになりました。

(栽培方法や規模も全然違うのですが・・・)
あぐりーもさんと師匠との大きな違いは、販売先だと思いました。

あぐりーもさんの販売先は、主に飲食店や食品卸のお店
うちの師匠は、主に個人の家庭(個人宅配)


当然、販売する対象が違うので作付けをする野菜や種類、作付量も変わってきます。

個人宅配にはその合った作付け方法や出荷方法、作付け量があり、飲食店向けならまたそれに合った方法がある。

家庭向けの野菜セットの中に変わった西洋野菜を入れても受け入れられないこともあるだろうし、飲食店向けに普通のスーパーで売っているような野菜のみを持っていっても買ってくれないだろう。

「誰に」対して「どのように販売」していくかによって、「アプローチ仕方(野菜の種類や量など)」を変える必要があるんだなと、改めて思いました。

自分の作りたい野菜だけ作っていてもきっと売り先に困ってしまいますよね・・・(汗)




余談ですが、就農する場所と今回見学した大府市のまわりの人口についてちょっと考えました。

大府市は、大都市名古屋のすぐ南に位置していながらまだまだ農業が盛んな地域。
大消費地に隣接していると言うこともあり、生産した野菜を新鮮なうちに出荷するにはとても立地条件のよいところだと思いました。

大消費地が近くにあるということは、僕の就農しようとしている富山県の高岡市とはエライ違いだ・・・(汗)



ちなみに名古屋の人口が約225万人。(東京を除くと市町村で第三位)
さらに近隣には30〜40万人の都市が4〜5つもある。

就農予定地の高岡市(富山県)は、約17.5万人
近場の消費地として富山市(富山県)は、約42万人
そして、こちらも消費地として考えているお隣の金沢市(石川県)は、約46万人

名古屋市と比べるまでもなく、全然規模が違いますね・・・
そう考えると少し不安になったりもします(汗)


基本的にはネット販売で宅配便での輸送をメインに考えているので、宅配便で大抵の地域は収穫した翌日にはお客さんの手元には届くので、そこまで消費地との距離はハンデではないはず。

しかし、そうは言っても大消費地が近くにあるとうことはとてもうらやましいことです。。。




最後になりましたが、この忙しい時期に見学を受け入れてくれたあぐりーもの森さんに感謝です。
貴重なこの時期に、本当に長い時間ありがとうございます。

ラベル:見学
posted by しまっち at 23:43| 富山 ☁| Comment(2) | 研修日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月20日

「しまだ自然農園」として直売に初参加

前回に続いて今回も直売ネタです。
今回は、「しまだ自然農園」として初めて直売へ参加してきました。

前回は、師匠の松本自然農園のところに一緒に野菜を出したんですが、今回は一人で直売に参戦してきました

20100720_01_なごやか市.jpg



今回参加した直売は、豊田市の山間部にある旧足助町の商店街で、毎月第三日曜日に行われている「中馬なごやか市」です。
フリーマーケットや農産直売、お菓子(わた菓子、ポン菓子)などあり、思っていた以上に人が集まる市でした。

足助の商店街は古い町並みが保存されていて、とても味のあるいい雰囲気の町並みですね。
紅葉で有名な香嵐渓までは観光客がきてくれるけど、足助の商店街まで足を伸ばしてくれないというのが足助商店街の課題だそうです。


20100720_02_なごやか市.jpg


今回の参加のきっかけは、「今後、足助町で無農薬・無化学肥料などの安心安全な野菜を産直市のような形で出したい」と言う話が師匠の元に入り、とりあえず今回の「なごやか市」への出店して欲しいと師匠が打診を受けました。
師匠は抱えているお客さんの数に合わせて野菜を作付けをしているため余剰野菜があまりないので、野菜の売り先があまりない僕の方へ話が流れてきたわけです。



今回もまたもやキュウリをメインに、青じそ、赤じそ、バジルを携えて参戦してきました。
ナスやピーマン、トマトも少量あったのですが、自分の出している野菜セットの中に入れたいと考え今回は出さず。
実際にどれくらい足助の直売で無農薬・無化学肥料の野菜の需要があるか正直、不安だったので控え目にしたというのもあります。

20100720_03_なごやか市.jpg


キュウリは、家庭菜園で作っている人も自宅で採れている時期なのでどれくらい売れるか疑問だったのですが、案外かわったキュウリがウケたのか売れていきました。
あと、赤じそはまったく売れないと思いつつも持っていったのですが意外に売れてびっくりでした。
シソジュースにしたい人がごっそり買っていってくれたみたいです。
予想外でしたがありがたいことです。


売上としては、前回の朝市よりは多かったので、少しはステップアップしているようで良かったです。
売上はまた封筒に入れて部屋の壁に飾るのかと何人かの人に聞かれたんですが、どうしましょうか(汗)
これから全部飾ると部屋の壁が封筒でいっぱいになるのか・・・



で、僕の隣で一緒に出店したのは、愛知県岡崎市で無農薬・無化学肥料の野菜を作っている「のんのんファーム」のお2人でした。
(とっても可愛らしい雰囲気のHPやロゴマークなので、ぜひ一度リンク先をのぞいて見て下さい)


愛知県岡崎市で2009年より開園し、女性2人で約40a(4反)ほど管理しているそうです。
師匠の松本さんや僕もメインにしたいと考えている販売形態で、少量多品目の栽培で旬の野菜セットをネットで販売しています。
1番のこだわりは、「新鮮な野菜を新鮮なうちにお届けする。」とのことです。

20100720_04_なごやか市.jpg

のんのんファームさんからは、ナスやピーマン、キュウリ、ジャガイモ、ミニニンジン、赤タマネギ、キャベツ、モロヘイヤ、クウシンサイ、ツルムラサキなどなど、数多くの野菜を出していました。
出品している野菜の種類もいっぱいあり、忙しそうだったので僕も手伝ったりしていました。
(基本的に僕の方は出している野菜が少なく暇だったので・・・)

2人とは、販売している合間にいろいろと話ができてよかったです。
新規就農し去年から農園を開始していると言うこともあり、話もとても興味深くいい刺激になりました。

近いうちに一度農園に見学しに行ってみたいと思います。




今回の直売をしてみて思ったこと、改善すべきところがいくつかありました。

 ・「無農薬・無化学肥料」をアピールできる看板かのぼりを置く
   →外から見ても普通の農産物を扱っているのと違いがわからない。

 ・屋号「しまだ自然農園」という看板を置く
   →外から見てもわからないから。

 ・見慣れない野菜のレシピ提案用の紙を置く(配る)
   →やはり調理方法がわからないとお客さんは買ってくれない。

 ・自分の農園のチラシ(A4 or 名刺サイズ)も一緒に配る
   →自分のこだわりや想いを伝えたり、自分の農園の知名度をあげるため。


パッと見てわかるようにアピールしないといけないなと言うのが感想です。
次回の参戦の時には、できるだけ改善して対応したいと思います。




売れ残ったデカイきゅうりは炒め物にして食べました。

豚肉+キムチ+卵+キュウリ。
塩コショー、醤油、みりんで適当に味をつける。

20100720_05_キュウリの炒め物.jpg


前に作った卵なしと比べてうまかった〜。
採り遅れて大きくなったキュウリも炒め物にするととっても美味しくいただけます。


最近、夏の暑さのせいか体重が落ちてきているので意識的に肉やご飯をしっかり食べないといけないですね。

農業は、身体が資本ですから。

この暑さでバテないように頑張ります(汗)

posted by しまっち at 23:56| 富山 ☀| Comment(4) | しまだ自然農園 in 豊田支部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月12日

お金を得るということ

先週の日曜は、以前から毎月参加している「グリーンママン」さんの3周年記念イベント「オーガニック朝市」松本自然農園として参加してきました。


今回は青空市ということで、今回は屋外で各ブースがテントなどを張ってお店を出すというスタイル。
(毎月のいつもの朝市ではお寺の広間でこじんまりと出店しています。)

20100712_01_朝市.jpg



松本自然農園としては、ジャガイモ2種類、タマネギ2種類、ズッキーニ、サンチュ、モロヘイヤ、ニンジン、ニンニク、キュウリを出品しました。
ちょうど夏野菜への切り替え時期のため野菜は少し少なめの季節です。

20100712_02_朝市.jpg



今回出品したキュウリは、研修生である僕の栽培した野菜でした。
少し前から順調すぎるくらいキュウリが採れていたので、今回出させてもらいました。
手のひらサイズのキュウリや白いキュウリ、イボイボのキュウリや普通のキュウリなどなど4品種。

愛情を込めて育てたキュウリたちが、予想よりけっこう順調に売れていきました♪
自分の栽培したものが、お客さんに選ばれていくと言うのを目の前で見れるというのはやはりうれしいものです。


野菜の説明をしながらの対面販売は、直接お客さんの反応が見えるからホントにいいですね。
こちらの予想とは違って、よく売れる野菜があったり、あるいはあんまり売れない野菜があったり。

畑で野菜の栽培だけをしていたら、農家のこだわりやこちらの思いだけを押し付けてしまいがちで独りよがりになりそうだから、就農しても定期的にこういうイベントに参加し常にアンテナを張り、刺激を受けたいですね。

20100712_03_朝市.jpg


このキュウリは研修の一環として完全に任されている研修圃場「しまだ自然農園 in 豊田支部」で栽培した野菜です。

あれから、写真もアップしていませんでしたが春野菜も終わり、着々と順調に夏野菜が採れ始めております。
もう少しで野菜セットも少しずつ出荷することができそうです。






少し横道にそれましたが、タイトルの本題についてです。

今回の直売で僕の出したキュウリの売上は2500円でした。
一袋200円なので、12袋+α売れた計算になります。


これは、人生初の自分の野菜で稼いだお金
農業の道に入って1年半で初めて、作った野菜をお金にかえたわけです。
僕にとって記念すべきお金。


初の野菜で稼いだお金と言うことで、記念に封筒にいれて壁に貼っておきました。

20100712_04_朝市.jpg


売上は、2500円。
されど、2500円。
この2500円に重みを感じています。


会社員として4年間働き、その労働に対する対価として毎月給料をいただいていました。
とてもありがたいことだったけど、会社で仕事をすれば「当然もらえる当たり前のもの」として捉えていたのかもしれません。

当然、比べるまでもなくサラリーマン時代の給料の方が多いけど、自分で一から稼いだお金と、サラリーマンとしてもらっていたお金では全然重みが違って感じられます。

自分でお金を稼ぐと言うことは、わかっていたことだけどとても責任と労力がいることだと改めて実感。



今回は、「松本自然農園」や「グリーンママン」のネームバリュー、朝市の雰囲気があったので、何の知名度も実績もない自分でも特にアピールをしなくても順調に売れたのかもしれません。


「何か(モノ、サービス)に対する対価としてお金をもらうということ=プロ」と僕は考えているので、これでプロの仲間入りをしたことになるのかもしれません。

残り半年は研修生の身分でまだまだ勉強中ですが、お金をもらう以上プロとしての意識を持って頑張らねばと思います。

研修生だからという甘えがなくなり身が引き締まる思いですね。


ラベル:朝市 直売
posted by しまっち at 23:05| 富山 ☁| Comment(2) | 研修日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月03日

「土磨(どま)自然農園」に見学に行く

先日、師匠の松本さんと愛知県の小牧市で自然栽培をしている「土磨(どま)自然農園」さんに見学に行ってきました。

20100703_01_土磨自然農園.jpg



愛知県で自然栽培をしている他の農園(自然農園あぐりーもさん)の方が土磨自然農園さんへの見学をするという事で、今回は便乗する形で松本自然農園からも松本さんと研修生2人で参加してきたわけです。



土磨自然農園の横島さんは、野菜ソムリエの資格を持ちいろんなイベントやセミナーや講座などで野菜や食について講演をされているそうです。

横島さんが、ご自身のことを「生産者らしくない生産者」とおっしゃっていました。
実際に野菜の栽培だけをしている生産者ではなく、講師業やマルシェジャポン(直売)や飲食店とのコラボレーションイベント、また畑でのイベント開催などなど。
とてもたくさんの「農」や「食」に関する取り組みをされています。


畑にもっと人を呼び、「人が集まる農園にしたい」ともおっしゃっていました。

僕も同じように畑に気軽に人が集まる農園にしたいと思っていたのとても共感しました。
農作業体験や収穫体験、畑での採れたて野菜の直売などなど。
実際に畑にきて作業や収穫をし、見て触れて感じてもらえると「農」や「食」や野菜についてもっと考えてもらえると思っているので。



また、就農を控えている研修生の僕たちに、「農業は営業力次第」だとアドバイスいただきました。
「どうやったら楽しいか」「どうやったらワクワクするか」を日々考えて仕事に取り組まれているそうです。



見学は、あぐりーもの森さんと研修生2人、松本自然農園の松本さんと研修生2人の合計6人。
主にそれぞれの研修生が、横島さんに畑の説明を受けながら質問をしたりする感じでした。

20100703_02_土磨自然農園.jpg


現在研修を受けている松本さんの畑とも全然違い、管理する人が違うと同じ地域や時期でも畑の雰囲気は全然変わるんだと改めて思いました。

いろんなところに見学に行くと、見学する場所ごとに「畑の顔」が違うのでとても面白い。
やっぱり人の畑をみるというのはとっても楽しいし、勉強になります。


3人の師匠たちの考え方も違うし、きっと畑の雰囲気も違う。
さらに、他の研修生とも話をした感じだと、また師匠とも少し違っていて面白い。

前にも言ったように、農業者が100人いれば100通りの考えややり方があると思っているので畑の見学や交流をするということは、間違いなくこれからの自分の糧になると思います。



また、今回の見学では他のところの研修生とも少しですが話ができていい刺激になりました。
研修先は違えど、ほぼ同じ時期に新規就農する同世代なので仲間/同志みたいなものでしょうか。
機会があればもっと話をしたいと思いました。



忙しい時期に見学を受け入れてくれた土磨自然農園さんに感謝です。
また、機会があれば遊びに行きたいと思います。
よろしくお願いします。
ラベル:見学
posted by しまっち at 06:18| 富山 ☁| Comment(0) | 研修日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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