2010年03月29日

しまだ自然農園in豊田支部 計画スタート

実は先月から師匠の松本さんと計画を進めていましたが、ブログに書くのが遅れていました(汗)


タイトルの通り、研修先の豊田市で松本さんから一部畑を借り、自分の管理する畑を始めることになりました。
もちろん研修の一環ですが、「全部自分の責任で」自由に作付けをできる畑
自分の管理する畑と言うことで「しまだ自然農園」の豊田支部という風に名づけました(笑)



これが今年の研修中に自由に使える畑です。
面積は、大体6アール(600平方メートル)。
長方形ではないんですが、だいたい横幅が14mで、長さが45mほど。
通路を含めて1.4m幅で約40mの畝(うね)が10本作れる計算です。

20100329_01_圃場.jpg



畑は、今年度から松本さんが新規に借りたところで数年間は何も作付されてなく地主さんが草が生えないようにとトラクターで起こして管理していた元水田だそうです。
何年も使われていなかったので、当然無農薬・無化学肥料になっています。


元は水田に使われていたところですが、数年間使われていなかったのでなかなか水はけは良さそう。
雨が降った後でも、翌々日にはこれくらい乾いています。
野菜を栽培するには、なかなか条件は良さそうです。
研修生なんかがこんな条件のいいところを使って良いのか、と少し申し訳ない思いがあります・・・(汗)

20100329_02_圃場.jpg





畑の準備から、作付け計画、作付け、栽培管理、収穫、出荷、集金、会計まで基本的に自分ひとりで行います。
規模は小さいですが、来年の富山で行う営農スタイルをシミュレーションするというわけです。



「旬のお任せ野菜セット」という形で、できた野菜は出荷をしようと思っています。
栽培から販売、お金の回収までしっかりと一通りを経験しておくことが、実際に就農していいスタートを切るには必要だと考えてです。


興味本位でもまったく構いませんので、一度購入して貴重な感想をお聞かせいただければと思います。
きっと、しまだが来年以降どんなことをしようとしているのかが少しは伝わると思います。



野菜の感想、アドバイス、要望なんでも受け付けますので、厳しいご意見も含めてぜひぜひご協力よろしくお願いします。
むしろ厳しいご意見、要望のほうがありがたいです。
みなさんからの声が、来年から正式スタートする「しまだ自然農園」の糧となります。


野菜の品目が揃えられるか難しいところではありますが、予定としては5月〜6月には出荷を開始し研修が終了する秋くらいまでは出荷を続けたいと考えています。
栽培や管理、畑の様子についても随時ブログで公開していきます。

出荷できる時期がきたらHPかブログでまたお知らせいたします。
事前のご予約、ご質問も随時受け付けておりますので気軽にお問い合わせください。



■現在考えている出荷の構想

 ●前提:
  無農薬・無化学肥料の新鮮野菜セットを宅配便にてお届けします。


 ●セットメニューと金額:
  ・しまっちの旬の野菜セットS(野菜6〜8品目)
     (1〜2人用)  1500円ほど
  ・しまっちの旬の野菜セットM(野菜8〜10品目)
     (2〜3人用) 2500円ほど
  ・しまっちの旬の野菜セットL(野菜8〜10品目)
     (3〜4人用) 3500円ほど

   ※ちなみに野菜セットの詳細と値段、送料についてはまだまだ
    検討が必要なのであくまで目安程度にお考えください。


 ●配達頻度:
  ・毎週
  ・隔週
  ・月一回
  ・単発 など

   ※お客様ごとに選択可能にしようと思います。


 ●入金方法
  ・前払い
  ・後払い
  ・商品代引き

   ※どの方法が生産者とお客様で都合がいいのかわからないので、
    もっと検討します。
    郵便振込み、銀行振り込み、クレジット・・・
    どれが安くて便利なんでしょうかねぇ。
 



何度かブログで書いたかもしれませんが、今年の松本自然農園での研修で僕が身につけたいと考えていることがいくつかあります。

 ・少量多品目栽培の作付け方法
 ・農業経営
 ・効率化した栽培方法

です。


松本さんの指示で農作業を行うことでかなり身に付くことはいっぱいあります。
しかし、自分用の畑をもって平行して実践していくことがもっと効果的に身に付くと思います。
何と言っても、学んだことを即実践できますからね。
それも、責任がすべて自分にあるので失敗も成功もすべて自分のせい。
身が引き締まる思いですね。


作付け方法、作業スケジュール(研修との両立??)、セットの金額設定、代金の回収方法、HPの改造などなど。
考えることは山ほどあります。

しかし、来年度開始の「しまだ自然農園」の貴重なシミュレーションだと思えば頑張れるはず。
何とか研修と自分用の畑の両立をしたいと思います。



●最後にお願い
コメント、メッセージ、メールでも何でも良いので「しまだ自然農園」や野菜セットなどに対して気軽にご意見、要望、アドバイスをください。
個人的なご意見も大歓迎です。
(ちなみに一部作付け計画中なのでまだまだ野菜の種類は変更できます。)



例えば、
  ・こんな野菜が欲しい
  ・好きな野菜、嫌いな野菜
  ・こんな野菜はないのか?
  ・セットに入れて欲しい野菜
  ・金額について
   (高い、安い、妥当、いくらまでなら出してもいい、などなど)
  ・代金の回収について
  ・注文方法について(電話、FAX、メール、HP、などなど)
  ・こんなことをやって欲しい
  ・野菜セットと一緒にこんな情報が欲しい
  ・野菜に何を求めるか?(安さ?味?鮮度?安全性?栄養価?)


それでは、よろしくお願いします。

ラベル:研修圃場
posted by しまっち at 13:00| 富山 ☔| Comment(4) | しまだ自然農園 in 豊田支部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月23日

豊田市「空き家情報バンク」の続報

以前、ブログ記事で取り上げた豊田市の空き家バンクの取り組みについての続報です。


先日、朝の情報番組「おはよう日本」で空き家バンクの取り組みを紹介していたからか、インターネットの急上昇検索ワードに「空き家バンク」がランキングされたみたいです。
Yahooの検索ランキングのピックアップに、なぜか僕のブログもリストアップされていました(汗)


  ■yahoo検索ランキング
   http://searchranking.yahoo.co.jp/combo/20100317/25


それからか、「空き家バンク」でのgoogle検索経由のアクセスがあるので、続報を書く事にしました。



以下が、豊田市の自治振興課がすすめる空き家バンクの情報です。
今月になってHPの情報が更新されていました。


  ■「豊田市中山間地域空き家情報登録制度 空き家情報バンク」
   (2010年3月15日)
   http://www.city.toyota.aichi.jp/akiya/index.html



現在、豊田市のHP上に中山間地域の空き家情報が15件登録してあるそうです。
HP上から、住居の条件や間取りや内装の写真など誰でも情報を確認できます。



新聞からの引用ですが、
「市自治振興課によると、中山間地域の463軒が空き家200軒程度が利用可能とみられる。」
とあるので、今はまだ15件ですが引き合いがあればもっと入居可能な物件が登録されていくのかもしれません。


また、他の新聞からの引用ですが、
「改修が必要な物件は、費用の10分の8、上限100万円で市が補助する。
とあるので、古い空き家を改修して使う場合も行政支援が受けられるみたいです。
古い住居でも修繕すれば全然使える家もいっぱいあると思うので、修繕費用の補助はとてもいいのでないかと思いました。

僕がこの地域に永住するというのであれば、ぜひとも使いたいサービスですね。
(富山に農地があるのでそれはないですが・・・)



中山間地では空き家が増えていて、人もどんどん減少している状況です。
このような取り組みが成功すれば、中山間地にも人が増えて少しは活気がでるのではないでしょうか。



田舎暮らしや、農業を新規で始めたい人はかなり多くいると思います。
その受け皿となる住居を行政が間に入って見つけることができると言うことは、とても素晴らしいですよね。


全国各地で取り組みが始まっているみたいなので、もっと広まってくれたらいいと思います。


ラベル:空き家バンク
posted by しまっち at 23:55| 富山 ☁| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月18日

名刺は立派な営業マン

と言うわけで僕も名刺を作成しました。

これが完成した名刺の裏側です。
たったこれだけの内容ですが、文章とレイアウトなどを考えて「伝えたいこと」「見易さ」にこだわってかなりの時間をかけて作成しました。
「あーでもない」、「こーでもない」とさんざん悩んで作りましたが、とても楽しく満足できる名刺に仕上がったので良かったです。

ちなみに肝心の表面は、個人情報満載なので写真は載せられません(汗)
顔写真ものっているので恥ずかしいですし・・・
どうか裏面で勘弁してください。

どうしても表面も見たい人は僕と会ったときに言ってください。
喜んで差し上げますので(笑)

20100318_01_名刺.jpg



今回、名刺を作成するためにいくつかのサイトや本を読みました。
その中で「相手の印象に残るいい名刺」について、ある人が以下の3原則をあげていたので、なるほどと思い取り入れてみました。


  ・キャッチコピーを入れる
  ・顔写真を入れる
  ・裏面も活用する


「キャッチコピーを入れる」「裏面を活用する」は、なんとなく最初からイメージしていたので即採用。


  「顔写真を入れる」


これをどうするか大いに悩んだわけです。
名刺にのせられるようないい写真もないし、そして何より恥ずかしいし・・・

でも、きっと顔写真が名刺にあるのと、ないのでは相手の記憶に残るインパクトが各段に違うんだと思います。
数年後に名刺を見直したときや、大勢の人と一気に名刺交換したときに、「この人は誰だっけ?」と思う名刺も実際に多いですからね。

「農業してます」って感じの顔写真のせました。
恥ずかしいですが、とにかく相手の記憶に残るのが一番大事ですもんね。
見る機会のある人は、見てみてください。




今回名刺を作ろうと思ったきっかけは、いくつかありました。

特に所属や肩書きがなかったので、来年度の「しまだ自然農園」と言う看板を背負った時に名刺を作ればいいかなと思っていたのですが、これがなかなか今すぐ必要だということに気が付きました。

新規就農のためにかなり多くの人と出会うことがあり、何かと自己紹介をする機会があります。
そして、いろんな人から名刺をいただくことも多々ありました。

が、こちらは名刺を持ち合わせておらず・・・
せっかくのこちらをアピールするチャンスをみすみす逃していたわけです。
言葉では伝えていてもどれくらい記憶に残っているのか・・・


そういった事もあり、名刺の必要性を強く感じ、作成することにしました。
まあ、肩書きは「農業研修生」ですがね・・・(汗)

(来年は「農園主」か「代表」という肩書きに昇格し、「肩書きだけ」は一気に偉くなります(笑))




会社を辞めて早一年。
所属や肩書きを無くして早一年。
名刺を持たなくなって早一年・・・


会社を辞めて初めて、会社の名前や肩書きの大きさを実感しました。
正直、会社にいた時は名刺の重要性や会社名、肩書きなんて全然意識したことがありませんでした。

さらに言うと「個人」としての自分を相手に売り込むために、名刺を使ったことがなかったような気がします。

ただ、初対面の相手に形式的に名刺を渡し、「名前」と「所属」と「連絡先」が伝えわればいいという程度でした。
きっとそれで良かったのは、所属している会社の名前があったから「僕自身」を売り込む必要がなかったんだと思います。
まさに所属しているところのネームバリューのおかげですね(笑)

何の肩書きもない個人だからこそ自分自身で精一杯頑張ってアピールをしないといけないわけです。
そして、来年から「いち経営者」としての責任を自覚するために今のタイミングで作ったというのもあります。



ちなみに今回の名刺作成はすべてお手製です。
パソコンのフリーソフト、プリンタ、専用用紙があれば簡単にできます。


使ったソフトはラベル屋さんHOMEというフリーソフト。


と、そのソフト専用の専用用紙
(何種類も専用用紙はあります)

20100318_02_名刺.jpg


こちらは定価が630円ですが、ホームセンターあたりで500円くらいで売っていました。
100枚の名刺が作れて500円なので、1枚当たり5円ほどですね。
実際には、プリンタのインク代もかかっていますが、自分で納得のいくように作成できて、状況によって修正できるので、とても安いのではないかと思います。


たった5円で自分を売り込み、相手に記憶してもらえるのならとても安いもんです。
名刺が僕の分身として営業してくれるわけです。

野菜の作付、栽培、収穫、出荷、販売、会計、営業などなど。
すべて一人でやらなければいけないことを考えると、HP/ブログと並ぶくらい名刺は重要な「営業マン」になのかもしれません。
名刺様、いい働きに期待しています。



ついでに、「名刺を持ち合わせていない人」や、「ちょうど名刺を切らせている人」のためにこんなカードも一緒に作りました。

相手の連絡先をノートやメモ帳などに書いてもらっても、どこかになくなってしまいそうなので名刺と同じサイズのカードに記入してもらえれば管理もラクになります。

出会いは大切にしたいので記憶と記録に残る工夫の1つです。

20100318_03_名刺.jpg



会社以外での肩書きに捕らわれない「個人の名刺」を作るのも楽しいかもしれません。
パソコンとプリンタ、あとは500円程度の投資ができれば自分だけの名刺が簡単に作れます。
みなさんもぜひオリジナルの名刺を作ってみてはどうでしょう。

作り方など、もし知りたければ気軽に聞いてください。


ラベル:名刺
posted by しまっち at 23:44| 富山 ☔| Comment(6) | 就農準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月13日

green maman(グリーンママン)朝市に出店

先日(3/9)、豊田市内の守綱寺というお寺で「green maman(グリーンママン)朝市」に松本さんと一緒に出店してきました。


松本自然農園は、冬野菜と春野菜の端境期(野菜が収穫できない時期)なので、現在野菜宅配も停止しています。
そんな中での出店だったので販売できる野菜があまりない状態でした。

出せた野菜は、ミズナ、ブロッコリー、茎ブロッコリー(スティック・セニョール)、メキャベツ、ナバナ(3種類:ターサイ、サントウサイ、普通のナバナ)、ワサビナ。

少し寂しいですね・・・
でも、他の農家さんが野菜を出せていないところを、野菜を出せているということはすごいはず。

20100314_01_朝市.jpg



グリーンママン」というのは豊田市で5人のお母さんが始めたグループで、地産地消、フェアトレード、平和、環境に優しいなどをテーマに様々な企画をしているそうです。


この朝市は、守綱寺の本堂で未就園児を対象とした読み聞かせの会があり、その前の広間で何人かの人が出店しています。

他の方はジャムなどの加工品、シイタケ、お茶、自然派の洗剤などを販売していました。
今回はうちを含めて3店ほどでしたが、いつもはもっと出店があるみたいです。

20100314_02_朝市.jpg



お客さんは、読み聞かせの会に来ているお母さんがほとんどでした。
小さな子供たちも、お母さんたちも元気いっぱいでとても活気がありました。

20100314_03_朝市.jpg



オーガニックな材料を使った餅つきのイベントもあり、みんな大行列。

子供たちも餅つきを間近でみるのがはじめてなのか、興味心身でのぞいてました。
ちなみに、少しいただいたつきたての餅はとっても美味しかったです。

20100314_04_朝市.jpg




朝市で売り子をして学ぶことがいっぱいありました。

生産者である農家が、お客さんと対面で直接意見が聞けるのはとても有意義なことですね。
畑で野菜の栽培だけしていると、お客さんの直接の反応なんてみれないですからね。
これは、直接販売の醍醐味でしょうか。


そして、お客さんと会話を楽しむことも大切なんだということも学びました。
今回、珍しい野菜の「ワサビナ」は必ず調理方法を聞かれました。

珍しい野菜は、ホントに「会話のタネ」になるんですね。
お客さんの反応がとてもよく、試食してもらった人はほとんどの人が気に入って買っていってくれたように思います。
直売所などで販売するには、人の目を引く野菜は必ずいくつか取り入れようと思いました。

まずは、お客さんの興味を引くことから会話が生まれ、他の野菜に興味を持ってもらい購入にまで結びついたらいいのかもしれません。


就農して早いうちに珍しい野菜の栽培技術と、お客さんの心をガッチリとつかむ話術を身に着けたいですね〜。

口下手(?)だからお客さんの心をつかむ話術なんて、果たして僕に身につけれるのかどうか(笑)


ラベル:朝市 直売所
posted by しまっち at 23:35| 富山 ☔| Comment(4) | 研修日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月09日

自然農法交流会に参加(富山県の有機農業の現状)

先週末は、「自然農法交流会」に参加するため遠路はるばる豊田市から富山市まで遠征をしてきました。
県の有機農業の担当の方や、旧福光町で自然農法を実践されている農家さんと直接話をすることができ、とても有意義に過ごすことができました。
今度、その農家さんのところへ見学に行こうかと思っています。


自然農法交流会は、富山市のKKR富山銀嶺というところの会議室で行われました。
参加者は50〜60名くらいで、おそらく50代以上の方がほとんどで20・30代の人は僕を含めてほんの数人でした。
野菜を栽培している農家さんや家庭菜園をしている方が多かったようです。
(農業の高齢化は、ここでもヒシヒシと感じました)



交流会は、何人かの方が前でスライドやプリントで話を進めていくというスタイルでした。
話の内容は、大きく以下の3つ。


●富山県の有機農業推進窓口(富山県農産食品課農産食糧係)の担当の職員さんが「全国の有機農業の現状と富山県での有機農業現状との取り組み」についての話。

●ずいうんの社長さんが「我が家の食卓を考える」という内容の話。

●財団法人自然農法国際研究開発センターの京都農場の方が「容易にできる家庭菜園」ということでの話。



僕が、参加前から興味があったのは県の職員さんによる「富山県での有機農業の現状と今後の取り組み」についてでした。
去年の研修中に、以下のリンク先のPDFファイルを読んでいたので大体の大枠は理解していた通りでした。


 ■とやま有機農業推進計画(PDF)(平成20年5月)
  http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1613/00007438/00209503.pdf


ただ、「とやま有機農業推進計画」は平成20年5月の資料なので、その後どういう方向で進んでいるのかが気になっていました。


特に気になって県の担当の方に質問したのが以下の2点です。

 ・僕が就農を予定している富山県高岡市の有機農業の推進体制はどうなのか?
  →話によると有機農業を推進する体制を整備予定しているとのことなので一安心。
   (県内の市町村で50%以上が目標なので体制を整備しないところもあるんですよ)


 ・有機農産物の一般流通ルートの拡大の取り組みはあるのか?
   →現状は検討から漏れていたので、今後検討するとのこと。


  ちなみに、富山県の有機農産物の販売方法についてのアンケート結果は以下のようになっているそうです。

   1位−相対販売:30%
   2位−契約販売:21%
   3位−会員販売:15%
   3位−直売:15%
   5位−小売: 2%


アンケート結果から、有機農産物の一般流通がまったく整備されていないのが一目瞭然。
「相対」「契約」「会員」などは、有機農産物を生産している人やグループが独自に販売ルートを確保していると考えられます。
「小売」が2%ってほとんど一般流通に流れていないわけです(汗)


有機農業をやっている誰に聞いても「野菜を栽培する」ことよりも「野菜を売ること」が大変だと口を揃えて言います。
(有機農業に限らず農業全般かもしれませんが、特に有機農業は一般流通が整備されていないのでなおさら)

つまり、「有機農業の技術の普及」も大事だと思うけれど、それ以上に「有機農産物の販売ルートの確立」も大事なことではないかと思います。

有機農産物の一般流通ルートの拡大について、県としての具体的な取り組みの検討をお願いしました。
販売ルートがある程度確保できれば、栽培する人もきっと増えると思います。



とにかく北陸の有機農業の推進に対する取り組みは遅れているそうです。
西日本では、先行して市町村で取り組みを開始しているところもあるみたいです。
県や市町村によってかなりの温度差があるようですね・・・


平成23年度までには、「有機農業推進法」に基づきすべての都道府県、50%以上の市町村で何かしらの取り組みを開始しなければいけない義務があります。
平成23年度なのであとちょうど1年後。



これからは「有機農業」が日本の農業の花形になれるのか?
「有機農業後進国」である日本は、「有機農業先進国」になれるのか??


平成23年度ということは、ちょうど僕が富山で就農するタイミングと一致するので有機農業のブームに乗れればと密かに思っています(笑)




■以下参考です■


有機農業推進法」は、

「生産者、消費者、流通業者、行政などが一体となって有機農業を周知し推進していきましょう。 そのための方法を各都道府県単位で計画を立てて、平成23度までには計画を実行に移さなければいけない義務がある。」
と言ったところです。
(非常にざっくりと簡単に説明しているので表現がおかしいところもあるかも)


ちなみに以下のリンク先に「有機農業推進法」について比較的わかりやすく書いてあるのでご覧ください。

 http://www.aseed.org/agriculture/contents/menu01.html




参考までに全国の有機農業の計画の参考資料です。
興味のある人は、自分の県の状況を見てみてください。

 ■都道府県における有機農業推進計画の策定(検討)状況(PDF)(平成21年6月現在)
  http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/pdf/todo_huken_keikaku.pdf

 ■都道府県における有機農業推進計画
  http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/y_zyoho/todo_huken/index.html




また、参考までに富山県の市町村の体制の状況の資料です。

 ■富山県の地域協議会の設置について(国のアンケート結果)(平成21年8月)

  ○体制整備する:
    富山市、高岡市、魚津市、黒部市、礪波市、小矢部市、南砺市

  △いずれ整備する:
    滑川市、射水市、入善町、朝日町

  ×整備しない:
    氷見市、船橋村、上市町、立山町



posted by しまっち at 23:45| 富山 | Comment(0) | 就農準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月02日

菜の花、ブロッコリー祭り

雨上がりの快晴。
絶好の花粉日和(涙)
ツライ季節がやってきました・・・
(花粉症のクセに農業に挑戦しようとしているバカモノです。)

20100301_01_快晴.JPG



暖かい日も続き、畑では菜の花やブロッコリー、他のアブラナ科の野菜たちがいっせいに花を咲かせる準備を始めました。
ちなみに菜の花以外のアブラナ科の野菜は、基本的に花が咲いてしまう(トウ立ちする)と味が極端に落ちてしまい食べられなくなってしまいます(汗)

暖かくなって農作業もしやすくなったけど、急に暖かくなりすぎるのも少し考えものです。
まだ、畑には結構アブラナ科の野菜があるので・・・


綺麗に花を咲かせた菜の花です。
この時期はあまり花が咲いていない時期なので、かなり綺麗に感じますよね。

20100301_02_菜の花.JPG



ちなみに花が咲く前の菜の花。
これが油断するとあっという間に花が咲いてしまうわけです。

20100301_03_菜の花.JPG



先週も大量に菜の花、ブロッコリーを収穫したんですが今週もいっぱい収穫できました。


収穫した菜の花です。
これは花が咲く前のものです。

20100301_04_菜の花.JPG




そしてこれが、「スティック・セニョール」と言う茎ブロッコリーです。
スティック・セニョールもかなり大量に収穫できました。

ちなみにスティック・セニョール(茎ブロッコリー)は、花の部分も茎の部分も美味しく食べられるブロッコリーです。
普通のブロッコリーだと茎の部分を捨ててしまうことありますよね。
茎も美味しく食べられるのが茎ブロッコリーです。
比較的新しい品種で普通のブロッコリーと中国野菜を掛け合わせて作られたようです。
もしスーパーで見かけたら食べてみてください。
(と言っても、あまりスーパーでは売ってないですよね)

20100301_05_茎ブロッコリー.JPG




で、やっと本題です。
菜の花と茎ブロッコリーが大量に採れたので、大量にいただいてきました。
普通のスーパーの買い物袋いっぱいくらい(汗)
一人暮らしでどうやって消費しましょうか・・・

20100301_06_茎ブロッコリー.JPG



という訳で、「菜の花、ブロッコリー祭り」をしました。
と言っても、菜の花と茎ブロッコリーを軽く茹でたものと、蒸したものを食べただけですが。
ただ、大量にいただいたので、大量に腹いっぱい食べました。


20100301_07_茎ブロッコリーと菜の花.JPG




先日買った一人用の電気鍋の蒸し機能があるので、それで蒸しました。

20100301_08_茎ブロッコリーと菜の花.JPG



初めての野菜を蒸したのですが、案外簡単にうまくいきましたよ。

茎ブロッコリーは、マヨネーズをつけてそのまま茎ごと全部食べました。
とっても甘く美味しかった〜。

菜の花は、かつおぶしをかけて少し醤油をたらして食べました。
菜の花は少し苦味があって、菜の花らしい春の味でした。

20100301_09_茎ブロッコリーと菜の花.JPG



個人的には茹でたものより、蒸したほうが歯ごたえもしっかりしていて水っぽくなく野菜の味が濃くて美味しかったような気がします。
野菜を蒸すのは、茹で汁に栄養素が逃げることも少ないので身体に良いみたいですよ。


ある農家の友人とも言っていたのですが、もっと野菜の素材の味を味わってもらうために「蒸す」調理方法をもっと広めたいですね。

野菜を「蒸す」という選択肢をぜひぜひレパートリーに入れてみてください。
きっと野菜の素材の味が味わえるはずです。




農家として野菜を売っていくためには「この野菜をどうやって調理したら一番美味しいか」ということも知っていなければいけないと思っています。
野菜も品種によって向く料理、向かない料理って結構あるので。

それを生産者である農家がわからないのでは話にならないですよね(汗)


僕にとって「料理のスキル」はこれから必要不可欠になってくると思っています。
(が、現状は残念ながら全然ないですが・・・)

これは急務と捉えてなんとか今年頑張らねば。
人に美味しさを伝えるには必要なスキル。

頑張りどころです。
もしかしたら野菜の栽培よりも厳しいかも(汗)


posted by しまっち at 23:08| 富山 ☔| Comment(4) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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