2010年02月26日

母へのプレゼント

研修先である「松本自然農園」の今年度最後の宅配便での出荷が終了しました。
(豊田市内のお客さんには直接宅配はもう少し継続します)

最後ということで、母へ誕生日プレゼントも兼ねて実家に野菜セットを送りました。

そう言えば、母の誕生日にプレゼントなんて十数年ぶりでしょうか。
記憶にないので小学生の時に渡したかどうか・・・(汗)


送ったのは季節の野菜セット。
今年も最後と言う事で、いつもよりボリュームがあるセットです。
(実際に送ったのは宅配便なので段ボール箱のもうちょっと大きいサイズのです。)

ナバナ、からし菜、ミブナ、ニンジン、小カブ、メキャベツ、ブロッコリー、ダイコン、ネギ、ワサビナ、ヤーコンなどなど。

20100226_01_野菜セット.jpg



写真が下になっているので、いくつか他の写真も載せておきます。

鍋に入れたらとってもやわらかいダイコンです。

20100226_02_ダイコン.jpg


スープに葉っぱも丸ごと入れても美味しい小カブです。

20100226_03_小カブ.jpg



スープにでもどうぞ。
メキャベツです。

20100226_04_メキャベツ.jpg



これがメキャベツのなっている姿です。
あんまりみたことないですよね、きっと。
茎にちっこいキャベツが規則正しくなるんですよ。

20100226_05_メキャベツ.jpg



2色のニンジン。
品種が違います。

20100226_06_ニンジン.jpg



ワサビナです。
あんまりみたことないですよね?
僕は初めて見ました。

20100226_07_ワサビナ.jpg



最近突然暖かくなったのでわっさわっさと出てきたナバナ。
暖かすぎて大量に採れてしまいました。

20100226_08_ナバナ.jpg



ここ2・3日の暖かさででてきたテントウムシ。
2月にテントウムシが出てくるなんて信じられない暖かさ。
結構すばやく動いていたのでなかなかいい写真が撮れず。
後姿しか撮れませんでした・・・

20100226_09_テントウムシ.jpg




母からは、「野菜がどれも柔らかくて甘くて感動した」とメールありました。
とても喜んでもらえたみたいで何よりでした。


僕が就農する富山の冬の天候を考えると、今の時期に露地でこれだけの収穫できる愛知は本当にうらやましい限りです。
雪の降る富山だと、この時期に葉物野菜はまずハウスがないと栽培できないはず・・・(汗)
非常に悩ましい問題ですが、まだ時間があるのでゆっくりと考えることにします。



今回のプレゼントは、2つの意味がありました。

母への日頃の感謝の気持ちを込めて送ったと言うのが1つ。
もう1つは、来年度から富山で始める「しまだ自然農園」は、こんな形態で出荷しようとしていることを、母を含め家族に理解してもらうため。

口で説明をしているけど、実際に見てみないと伝わらないだろうと思ったわけです。


母にしてみれば、突然仕事を辞めて農業をやると言い出した息子がどんなことをやるかは少なからず心配なはず(汗)

母には、定年を過ぎたらこちらの手伝いを少しやってもらうかもしれませんが、定年まで数年間あるのでまだバリバリ外で働いてもらうつもりです。
とりあえず今は、自営の営業の仕事のついでに僕が作る野菜をPRしてきてもらうのもありかなと思っています。
何気に顔が広いのでそのネットワークは頼りになるはず。
営業力のある心強い味方なので、こちらの考えや想いをしっかりと共有しなければと思います。


自分と他者において「共通認識」を形成することは何においてもとても重要ですもんね。
ビジネスでもプライベートでも。
それが例え家族でも重要になると思っています。

来年からは家で仕事をするわけなので、家族の充分な理解がないとなかなかうまくいかないですよね。
逆に充分な理解があるとこれほど心強いものはないはず。

だいたいの理解はしているはずなので、実際にこうやるんだという具体的なところを少しでも伝えていこうかなと思います。
(こんなことを書いていますが、基本的には家族は理解をしてくれていて応援もしてくれていますのでご心配なく)

ラベル:共通認識
posted by しまっち at 23:41| 富山 ☔| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月22日

救援物資とどく

今日、遠く岩手県からアパートに荷物が届きました。
送ってくれたのは、大学時代の友人です。

20100222_1_岩手りんご.jpg


中身はリンゴでした。
しかも内容量は、5kg。

立派で大きなリンゴが2品種6個ずつ合計12個入っていました。

黄色のリンゴは、「シナノゴールド」という、長野県の農業試験場が開発した品種です。
そして、赤いリンゴは、「サンふじ」です。
いわゆる一般的に出回っている「ふじ」という品種と同じものです。
「サン〜」と名前に付くのは栽培の過程で袋をかけずに、太陽光に直接当てて栽培したものを呼ぶそうです。
日光の光に当てたほうが、糖分が高くなるみたいですね。
ちなみに「ふじ」は、日本で収穫されている量のじつに50%以上がこの品種だそうです。
味がいいのと、日持ちがするからでしょうか。

20100222_2_岩手りんご.jpg


中には、品種の特徴が書いた紙が入っていました。

20100222_3_岩手りんご.jpg


りんごと言ってもいろんな品種があって、それぞれの特徴があるので丁寧な説明が入っているのは、わかりやすくてとてもいいと思いました。
(この説明文のようなものは、僕が野菜セットで野菜を販売するときにぜひ使おうと思いました。)

普通の人は、そんなに品種のことを知っているわけではないですもんね。
かく言う僕も去年長野で農業研修を受けていたから、少しりんごについて詳しくなった程度ですが・・・

ちなみに僕のオススメの品種は「シナノスイート」です。
9月下〜10月上旬頃に収穫され、そんなに日持ちのしない品種なんですが味は抜群でした。

「りんごってこんなに美味しいんだ」と研修同期と大絶賛しながら感動して食べました。
食べる機会がある人は、あまり日持ちがしないので旬の時期に食べてみてくださいね。


いただいたりんごは、さっそく明日にでも食べてみようと思います。
友人が言うには「少し時期が過ぎているから味は落ちているかもしれないけど」と連絡はありましたが、とっても楽しみです。

味もとても楽しみですが、気にかけて送ってくれるということがとてもとてもありがたい。

それに一人暮らしでは、果物はなかなか高級品で手が出ないですからね。

これでしばらくは毎日りんごライフです♪

20100222_4_岩手りんご.jpg




実は、友人が今回りんごを送ってくれたのはおまけなんですよ。
本当は農業のことが書いてあった新聞のコラム記事とネットの記事を見つけたので僕に送ってくれると言うのが目的でした。

「経験・資金ゼロから農業を始めるにはどうするか」
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100215-00000001-president-bus_all


その切り抜き記事のついでにりんごを送ってくれたそうです。
本当にありがたいことです。

その友人は、農業とは全然関係のない仕事をしているんですが、有機農業のことやマルシェ・ジャポンのことなどいろいろと調べてくれたみたいです。

以前も他の友人からも郵送で農業のことが書いてあった新聞の切り抜き記事をもらいました。


自分が農業をやるとまわりのみんなに宣言したからか、(あるいはマスコミのおかげか)自分のまわりの人たちが少しずつ食や農業に関心を持ち始めているように感じます。
農業になんてまったく興味を持っていなかった友人たちも僕と会ったときに話をするからか、いろいろテレビ番組やニュースでも農業が気になっているみたいです。

食と農に興味を持ってもらえるのに、少しでも自分が貢献できたら、それはうれしい限りですね。

食と農は、これからもっともっと重要になってくると思うので問題点も含めてもっといろんな人に知ってもらえるようにしていきたいと思います。


最後に。

日本の農業は危機的な状況にあります。
時間のある時にでも、5年後、10年後の日本の農業がどうなっているか
を考えてみてください。
(どう危機的なのかについては、そのうち記事に書くと思います。)

まずは、問題を認識することですよね。

posted by しまっち at 23:50| 富山 ☁| Comment(2) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月17日

ビニルハウス建設予定地の開墾

昨日・今日とタイトルの通りビニルハウスの建設を予定しているところを開墾しました。
開墾した面積は、だいたい72平方メートル(4.5m×16m)ほどのハウスが建てられるくらいです。
ちなみに先日書いた記事の現在建設中の第二ハウスとは別の第三ハウスです。


師匠がこの家に越してきた5・6年前から、年に一度くらいは草刈だけをしていた耕作放棄地のような場所です。
家の敷地内ですが少し高台になっていてあまり足を踏み入れないため、つたが這っていて大きなススキもかなり生い茂っていたみたいです。
つた類の除去は前に終わっていたみたいですが、写真のように荒れ果てています・・・

20100217_1_開墾.jpg



開墾前の様子はこんな感じです。

20100217_2_開墾.jpg



ゴミはあるし、地面に傾斜があるのでなかなか一筋縄ではいかない感じ。

20100217_3_開墾.jpg



なぜか瓦の山が・・・

20100217_4_開墾.jpg



そんなところを師匠と研修生数名とで一気に開墾したわけです。

これが開墾に使用した武器です。
開墾は、もちろんすべて手作業です。

20100217_5_開墾.jpg



こういう作業は人手があるときにやるのが正解ですね。
一人だと確実にめげてしまいます。
と言うか、そもそも開墾に着手しないかも・・・



まず、問題点とすべき作業を整理します。
こうして書いてみると単純ですが、やるのは大変な重労働でした(汗)

 1.ゴミや瓦、古いビニルマルチの断片など不要なものが散乱している
    →ゴミや瓦など不要な物を集めて除く


 2.ススキなどの大株がいくつかある
    →ススキの株ごと掘り出して除く


 3.地面に傾斜がある
    →傾斜のある土を移動させて水平にする

 
 4.斜面なのでハウスの周りに水がたまる可能性がある
    →ハウスの周りに溝を掘って水が流れるようにする





1.ゴミや瓦など不要な物を集めて除く

まずは、大きなゴミや瓦などの不要なものを取り除きました。
瓦やゴミやビニルマルチがボロボロになっているものがあってこれの除去がなかなか大変でした。



2.ススキの株ごと掘り出して除く

ススキの大株の抜根作業。
これが一番ハードな作業でした。
株のまわりの土をクワやスコップでどけていきます。
スコップを株の下に入れて全体重をかけてテコの原理を利用して持ち上げます。

20100217_6_開墾.jpg



そんなススキの大株が全部で6・7個あったのでかなりしんどい大仕事でした。
これがそのススキの株たちの残骸の一部です。
ひっくり返してあります。

20100217_7_開墾.jpg



整地をしていると地面の下に大きな根っこが・・・
これもクワやスコップで掘り出して除きました。
これもなかなかの重労働。

20100217_8_開墾.jpg




3.傾斜のある土を移動させて水平にする

わかりにくいかもしれませんが、この土地はこれだけの傾斜があります
実際に立ったら結構な傾斜ですよ(汗)

これを平らにするわけです。
写真左側の高いところの土を、写真右の低いところに持って行っては高さを合わせるんです。

20100217_9_開墾.jpg




4.ハウスの周りに溝を掘って水が流れるようにする

ハウス建設予定地の周りが斜面なので、ハウスの周りに溝を掘りました。
スコップで地道に、地道に・・・

20100217_10_開墾.jpg



ハウスの3つの面の溝を掘ったので、これで斜面からの水はこの溝を流れてくれるはず。

20100217_11_開墾.jpg



一通りの作業を終えて、いちおうそれらしくなってきました。
まだ、少し傾斜があるのでもう少し手を加えなければいけないですが。


と言うわけで、ビフォア/アフターです。


◆開墾前

○横から
20100217_1_開墾.jpg


○上から
20100217_2_開墾.jpg

◆開墾後



○横から
20100217_12_開墾.jpg


○上から
20100217_13_開墾.jpg


こうやって見比べてみると、なかなかの充実感がこみ上げてくるもんですね。




今回の開墾のようなことをして思ったことは、やはり耕作放棄地の事はかなり深刻な問題だと痛感しました。

たった約72平方メートル(4.5m×16m)の面積を人力(3人×4〜5時間)ではあるが、復旧させるのにこれだけの労力がかかるのに、もっと広い広大な面積だと果たしてどれだけの労力とコストがかかるんでしょうか。


2005年農林業センサスの調査によると、耕作放棄地面積は38.6万ha(3860平方キロメートル)
これは、埼玉県の面積(約3797平方キロメートル)と同じくらいだと言われています。
耕作放棄地のうち約7割が何かしら手を加えてやらないと耕作できないそうです。

耕作が放棄されている土地の多くが、山地や中山間地で一枚の農地の面積が小さく機械で大規模化がしにくいところ。
また、高齢化が進み担い手がいないところだと言われています。

こういうところは、耕作可能に復旧させたとしても誰が耕作を続けるのでしょうか。



ちなみに各県の耕作放棄地の面積が気になったので少し調べてみました。

自分が就農を予定している富山県は、45位(4.5万ha)
去年、研修でお世話になった長野県は、5位(9.1万ha)
そして今お世話になっている愛知県は、22位(6.3万ha)
(ちなみに順位は、その県の全耕地面積に占める耕作放棄地の割合)

こうしてみると、富山県はなかなか優秀だと気が付きました。
たしかに、実家の富山で耕作放棄されている農地はほとんど目にしたことがありません。
(当然、山間地に行けばあるとは思いますが)


長野では残念ながら普通に耕作放棄地を目にする機会がありました・・・


5年前のデータで38.6万haですが、いま現在はもっと増えているはずですし。
耕作放棄地の問題を解消できるいいアイディアはあるのでしょうか。
非常に悩ましいところです。
いくら考えてもいいアイディアが思い浮かびません。


まずは、自分にできることは地道にできる範囲で農業を営んでいくしかないんでしょうが。
ラベル:耕作放棄地 開墾
posted by しまっち at 23:23| 富山 ☁| Comment(2) | 研修日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

野菜の配給制度

実家の富山から豊田市に引っ越してきて、10日ほど経ちました。
一人暮らしなので「いちおう」自分で自炊をしています。


現在収入がない状態なので生活にお金をなるべくかけないようにしていますが、どうしても食費が生活費の大部分を占めてしまいそうです(汗)

どうやって切り詰めて生活していくかと思案していたら、それを見かねた受け入れ農家さんが野菜を配給してくれました。

身体が資本なので、栄養価の高い野菜を腹いっぱい食べられると言うことは、本当にありがたいことです。
本当に感謝、感謝ですね。



ちなみにこれが先週いただいた野菜の配給第一弾です。

内容は、
ターサイ、サントウサイ、ミズナ、ブロッコリー、カブ、ニンジン、ダイコン2種類。

20100215_1_配給.jpg



そして、これが本日いただいた野菜の配給第二弾。

ターサイ、ネギ、ニンジン、カブ、ワサビナ。

20100215_2_配給.jpg


基本的には、収穫してキズモノや規格外、出荷の余りを受け入れ農家さんの自家消費にまわしているみたいですが、その一部をこちらにわけていただいている感じです。

キズモノや規格外だって全然味には関係ない野菜も多いので、とにかく新鮮な野菜が食べれるのが幸せですね。
そのうえ農薬も化学肥料も使っていないので、非常に贅沢な話ですよね。


鍋にした時に、特にダイコンミズナがサイコーにうまかったです♪
ダイコンは、少し煮ただけでとてもやわらかく、味に変なクセがなくもさっぱりしていました。
(美味しさを説明する文章がかけなくてすいません)

ミズナもクセがなくて美味しくいただきました。
採れたてだったので特にシャキシャキ感が抜群でした。


カブサントウサイは、野菜たっぷりスープにいれて食べました。
カブは小カブなのでそのまま丸ごと入れ、葉っぱも適当に切って入れて煮込みました。
小カブでカブを食べると言うことが普段なかったんですが、丸ごと煮込めるので簡単で美味しくていいですね。


実は、カブはあまり得意じゃなかったんですが、去年の自然農法センターの研修の時に美味しいカブを食べてから好きな野菜の一つになりました。
今までうまいと思わなかったのは、たまたま美味しいカブに出会わなかったからでしょうか(笑)


去年の研修の時に実際に自分で栽培してみて、他にもいくつかの野菜でも「野菜が本当にうまい!!」って思うことがありました。


エダマメスイートコーンは、収穫直後に茹でて食べるとサイコーにうまいですね。
時間が経てば経つほど味が著しく落ちてしまいます。
スイートコーンは採れたてだと生で食べても甘くて美味しい。

キュウリ化学肥料を使う/使わないで全然味が違ってくることがわかりました。
化学肥料を使うとあきらかに不味くなりました。
堆肥で育てたほうは、変なエグミがなくて本当にうまかったです。


栽培方法でも味は変わるし、収穫してからの時間でも当然味は変わってくる。
野菜って本当に奥が深いんだなと思いました。


もしかして美味しい野菜が世の中にあまり出回っていないから、野菜嫌いの子供が多いのでしょうか。
美味しい野菜を食べれば、子供たちも嫌いになることは少ないと思うんですがねぇ。


一番美味しく食べられるように野菜を栽培し、採れたて新鮮な状態で食べることができる。
農家は、実はとても幸せな職業なのではないでしょうか。

美味しくて新鮮な野菜を食べられる、ある意味この贅沢な研修生の特権を生かして研修ライフを満喫したいと思います。


ラベル:野菜の味 配給
posted by しまっち at 23:36| 富山 ☁| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月11日

「松本自然農園」での研修スタート

まずははじめにお知らせです。
ブログのタイトルを以下のように変更しました。


   ●変更前:「新規就農に向けて 〜農業一年生〜」

               ↓

   ●変更後:「新規就農に向けて 〜農業2年生〜」


昨年(09年)の3月に脱サラし農業の道に入りはや1年。
中途半端な時期ですが、研修の第二ステージの始まりと言う区切りなのでブログのタイトルを少し変更することにします。
ゆっくりと更新していこうかと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。



それでは本題です。
松本自然農園」での研修は、今週のはじめからスタートしています。
今日で4日目が終了しました。


主な作業は、冬野菜の収穫や出荷/配達。

20100211_01_野菜収穫.jpg



ビニルハウスの建設、一部夏野菜の種まきでした。

20100211_02_ビニルハウス建設.jpg



今の時期は冬と言うこともあり、農作業もそこまで忙しくありません。
作業も少ない時期なので、とりあえず農業研修はゆっくりとしたスタートになります。
忙しくなる前に今まで学んだ知識の整理や、松本自然農園のやり方をしっかりと理解したいと思います。





僕がこれから約10ヶ月間お世話になる「松本自然農園」について紹介しておきます。


僕の目指す農業のスタイルに非常に近い形で実践している松本さんのやり方に惚れ込み、何回かの見学ののち押し掛けで研修の受け入れをお願いしました。

 ・有機栽培
 ・少量多品目栽培
 ・小面積
 ・省力化した農業(労働力一人)
 ・初期投資/経費をかけない方法

で、かつ経営が安定している(サラリーマン並みの所得)

僕の目指しているスタイルに非常に近いので、これは研修して学ばないわけにはいけないとそう思ったわけです。


農園主の松本直之さんは、脱サラし自転車で日本一周している際に農業の可能性を感じ農業の世界に飛び込んだそうです。
日本一周の後に、僕が去年お世話になった自然農法センターで農業研修を受けました。
松本さんの農業研修(農業経験)は、なんとこの8ヶ月間のみ。
その後に、新規で就農し今年で6年目になります。


松本さんが就農した農園の場所は、愛知県豊田市の松平地区と言ういわゆる中山間地(山地と平地との中間のようなところ)で、きれいな小川が流れていたりするような自然がいっぱいのとてもステキなところです。
そのかわりイノシシによる獣害もあるそうです(汗)

松本さんにとって縁もゆかりもない土地だったので、就農するときは住む家も農地をみつけるのもかなり大変だったそうです。

そのときの記録が松本さんのHPにあるので、新規就農する人は時間のあるときにでも読んでみてください。
5・6年前なのでいろいろと農業を取り巻く環境は変わっていると思いますが、とても参考になると思いますので。

  ●松本自然農園HP 「ここに至る経緯」
   http://www.matsu-farm.com/profile/process.html



農業のスタイルは、少量多品目栽培(いろんな種類の野菜を少しずつ栽培)で、旬の野菜を10品目ほど詰め合わせたセットをインターネットで販売し、各家庭に宅配便で届けるような形です。(一部、豊田市内は軽トラで直接宅配)

無農薬・無化学肥料の自然農法で年間60品目以上の野菜を栽培し、一人で約60アール(6000平方メートル=1800坪)の面積を小さな管理機(5馬力)一つで管理しています。

実際に農業を営んでいない僕が普通に考えても、トラクタも使わずに60アールも管理するのはとんでもなく大変だと思います。
特に有機栽培は手間がかかるので、それを一人でやってのけてしまうのがすごいところです。


それも、松本さんの年間の労働時間が約1800時間
サラリーマンが週休2日で毎日8時間働いたとすると、年間労働時間が大体1920時間。
つまり、一般に365日休みがないと言われている農家で、残業ナシのサラリーマンよりも休みを確保できていることになります。
休みなく働いている農家は聞いたことはありますが、そんな農家さんは僕は今まで聞いたことないですね。

それくらいに時間管理コスト管理がしっかりしていて、栽培も省力化事務作業も極力効率化しているから実現可能なんだと思います。
話を聞いた感じではかなりシステム化されています。


栽培方法もさることながら、僕はこのやりかたをしっかりとマスターするために研修にやってきました。

農業経営、少量多品目の作付け方法、宅配のノウハウ、HP戦略などなど。
この10ヶ月で吸収すべきことは、本当に山ほどあります。

師匠から盗めるスキルは、全部盗んできます(笑)
どうかすんなり盗ませてください、お師匠様。
よろしくお願いします。


これだけ吸収しただけでも就農してうまく経営できるような自信がわいてきます。
(もしかして錯覚かもしれないですが・・・)

みっちり「松本自然農園」のノウハウを叩きこまれてきたいと思います。


今年は、研修生も僕を含めて最大で3人になりそうだし、新たな農地も数枚増えそうな感じなので去年までと違った松本自然農園になるのかもしれません。


まあ、なんにせよこれからが楽しみです。




ちなみにこれからお世話になる研修先のHP/ブログです。
興味のある人は見てみてください。
お師匠のブログに、そのうちたまに僕も登場するかもしれません(笑)


 ●松本自然農園HP 
  http://www.matsu-farm.com/index.html

 ●松本自然農園ブログ
  http://matsufarm.blog.shinobi.jp/

posted by しまっち at 23:50| 富山 | Comment(2) | 研修日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月07日

引っ越し、荷解き、新生活のスタート

この週末(2/6-7)に愛知県の豊田市に引っ越して参りました。
これから約10ヶ月の愛知県での農業研修が始まります。


相変わらず引越しはバタバタとしてしまいました。
引越しのための荷造りを開始したのは、なんと引越し当日の午前6時から・・・(汗)
前日まで何だかんだ用事があって、引越しの荷造りを最後の最後の後回しにして着手できず。

荷造りを朝の6時から始めて、なんとか14時までに終わり出発。
箱詰めした荷物をすべて車に積み込んで、出発予定時刻より1時間くらいの遅れ程度。
まぁまぁ、出発時間の遅れは許容範囲。


しかし問題は、天候が最悪でした。
もしかしてこの冬一番の寒さだったんではないでしょうか。
実家の高岡での積雪は40cmほど。
そんな雪の中、東海北陸自動車道で富山県→岐阜県→愛知県へと向かったわけです。
(最近、僕が県外に行くと必ず天気が崩れているな・・・)


高速道路は凍結しているわ、アイスバーンになっているところがあるわ、で時速50kmくらいでずっと走行。
吹雪で道はまったく見えないところがあったり、−9℃のところがあったり、スノボ帰りの人での渋滞があったり・・・

高速でかかる時間が、予定の3.5時間のところが5時間もかかってしまいましたよ。
やはり冬の高速は時間がかかってしまいます。
それも、いつ滑るかわからないので肩にガチガチに力が入りまくっていますし・・・(汗)

運転がとても疲れました。
ホントにぐったりと疲れましたよ。


翌日は、荷解きをしたり足りないものを購入したり、受け入れ先農家さんに挨拶をしてきたりしました。
一人暮らしをするために調味料や掃除するためのものなど、実家から持ってきていないものを一式買い揃えなければいけません。
結構な出費になってしまいました。
これからちゃんと節約しなければ。


新しいところで買い物に行くときはいつも困ります。
その土地で強いお店があったりするんですが、それが全然わからないからです。

どこのスーパーが強いのか、ホームセンターはどこが大きいのか、薬局はどこが近いのかわからないので、買い物に行くにも目的地が定まらず。

近所をうろうろして、少しずつその土地に慣れていくしかないようです。

荷解きをあともう少しして、残りは住民票などの手続きに平日に市役所に行って来たらとりあえずは落ち着くのかな。



ちなみにこの一年間でじつに4回も引越しをしました。

 1回目:金沢→高岡(富山)
 2回目:高岡(富山)→波田町(長野)
 3回目:波田町→高岡(富山)
 4回目:高岡(富山)→豊田(愛知)


引っ越しは、やっぱり疲れるものです。
まぁ、それ以上に新しい土地なのでわくわく感はありますが。


新しい町で車を運転していても町並みが違い、景色も違い面白いですねぇ。
坂が多かったり、住宅地とお店が共存して近かったり。
この2日間だけでもいろんな発見がありました。


さて、明日からの研修は無理せず頑張ります。
立派な農家になるために。


決して無理はしません(笑)
けど、頑張ります。


10ヵ月後は、自信満々で実家に帰りたいと思います♪


あ〜、研修楽しみだ。


ラベル:引っ越し
posted by しまっち at 23:48| 富山 ☀| Comment(4) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月04日

自然農法センターで研修生OB会に参加する

ご無沙汰しております。
少し更新が遅くなってしまい、すいません。


まずは言い訳をしますと、

来週から始まる豊田市での農業研修の準備や・・・
JAや役所に行き手続きをしたり・・・
農家さんへの見学に行ったり・・・
タイトルにあるように長野県へ自然農法センターの研修生OB会に出席したり・・・

なかなかアクティブに活動していたわけです。
(と言いつつ、100%いい訳ですが・・・)


と言うわけで、先週末(1/30-31)に長野県波田町にある自然農法国際研究開発センター(自然農法センター)に行ってきた話です。

20100204_01_自然農法センター.jpg


2ヶ月前まで農業研修を受けていた自然農法センターで「研修修了者の集い」と言うことで過去の研修生も含めてOB会があったわけです。
平成元年の研修生から、平成21年度の僕らの代まで北は東北、南は九州の総勢16名集まりました。

当然、忙しい方や就農されていない方もいるので研修を受けた人すべてが参加したわけではないですが、過去の研修生とつながりがもてるとても有意義な機会でした。


内容は、3名の方の事例報告がパワーポイントでプレゼンがあり、その他の参加者は自己紹介を簡単にしていきました。
また、各課題に対するディスカッションをしたり、夜の懇親会で親交を深めたり。



事例紹介をされた方は、新規就農して数年経ち農業経営もうまくいき(うまくいきつつある)いろんな取り組みをしていました。

研修が修了してから、今に至るまでの試行錯誤の過程も発表で知ることができました。
成功しているところの話だけを聞いてもなかなか自分で実行できないですもんね。
過程が大事です。


ちょうど新規就農をしようとしている僕にとって貴重な情報でした。
農園のロゴやコンセプト、売り方や仲間作りなど、今まさに考えていることのヒントになりました。

ヒントになったこともさることながら、何よりも先輩方が元気に活躍されている姿をみて、自分のこれからやろうとしていることの励みになりました。



今回のOB会で改めて思ったこと。

 ・農業経営が大事だということ 
 ・仲間作りが大事だということ


それぞれの参加者の営農の規模も違えば、農家の2代目や新規就農者など状況が違うので一概に統一の見解にはならなかったけど、やっぱり「農業経営」が非常に重要だということ。

技術云々も大事なことかもしれないけれど、独立して営農をしていくのには当然農業経営がしっかりしていないと成り立たないわけです。
逆に言うと、うまくいっている人はみんな農業経営がしっかりしているように思えます。


カッコいいことを言っても最低限生活できるだけのお金を稼がないと、生活をしていくことができないですから。
山にこもり自給自足をすると言うのなら話は別ですが。


また、ビジョンを共有できる仲間や異業種の人との繋がりも大事だということ。
どうしても農作業をしていると孤独になりがちだそうです。
だからこそ、切磋琢磨できる仲間や協力できる人がいるとモチベーションもあがるんだと思います。

僕も今後もっともっと積極的に仲間作りをしようと思っています。



今回のOB会は、今後自分のやるべきことが具体的に見えてきたので非常に有意義でした。
刺激を受けるいい機会なので、近いところでももっといろんな集まりがあればいいなと思いました。




最後におまけです。

OB会のあと何人かで信州のソバを食べに行ってきました。
波田町のすぐ近くのソバ集落の「根橋屋」というところ。

20100204_02_ソバ.jpg



思っていた以上にボリュームもあり、おなかいっぱいで大満足。
やっぱり信州のソバはうまい!!

20100204_03_ソバ.jpg



あと、友人からいただいたお土産も美味しく大満足でした。
リンゴジュースや友人宅で平飼い養鶏している鶏の卵、その人の奥さんが焼いてくれたケーキ。

20100204_04_お土産.jpg



また、いつも良くしてもらっているリンゴ農家さんの友人からはリンゴをいただきました。
長野のリンゴはとても美味しく、実家の友人におすそ分けをしてもとっても喜ばれます。
長野での研修でリンゴの品種がこんなにあって、こんなにうまいものだとはじめて知りました。

僕の野菜ができたらきっと送りますね♪

20100204_05_お土産.jpg


富山のお魚をお土産に持っていったら、リンゴになって返ってきました。
物々交換のようなこう言うことって、貨幣経済が始まるずっと昔からもっと当たり前にあったんだろうな〜。
と、ふと思いました。


よし。
僕の農産物が取れるようになったら、誰か物々交換しましょう!
いつでも募集してますので声かけてくださいね。

お金をなるべく使わない生活も実現し、他者との繋がりもできたらステキではないでしょうか。
posted by しまっち at 23:20| 富山 | Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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